都市伝説を語る芸人一覧|テレビや番組で活躍する人物を紹介

都市伝説

都市伝説を語る芸人として代表的なのは、関暁夫、あばれる君、ケンドーコバヤシ、サバンナ高橋、島田秀平らです。テレビ東京系『やりすぎ都市伝説』では2007年から現在まで、多くの芸人が「都市伝説テラー」として不思議な話を届けてきました。

怪談、陰謀論、歴史の裏話、身近な雑学、テクノロジー、神話――。「都市伝説」と一口に言っても、その入口は実にさまざまです。

なかでもテレビで都市伝説を語る芸人を広く知らしめた番組の一つが、テレビ東京の『やりすぎ都市伝説』でしょう。この記事では、同番組への出演記録を中心に、都市伝説を語ってきた芸人を一覧で整理し、それぞれがどのような立場で番組に関わってきたのかを見ていきます。

都市伝説を語る芸人一覧|代表的な人物は?

都市伝説を語る芸人には、番組の顔として長く出演している人物から、特定ジャンルを持ち込むテラー、ロケを担当する芸人までさまざまなタイプがいます。

まず、提供された『やりすぎ都市伝説』の出演情報から、都市伝説テラーとして確認できる主な人物を整理すると次のようになります。

人物番組での立場・特徴確認できる出演情報
関暁夫「Mr.都市伝説」として番組を代表するレギュラーテラー都市伝説テラー、海外ロケ企画など
あばれる君日本の神話などを扱う国内ロケ企画を担当2015年秋から「あばれる都市伝説」に参加
ケンドーコバヤシ番組のおなじみの都市伝説テラー2017夏スペシャルなど
サバンナ高橋おなじみの都市伝説テラーの一人2017夏スペシャルなど
島田秀平都市伝説テラーとして出演2017夏スペシャルなど
スピードワゴン小沢都市伝説テラーとして出演2017夏スペシャル
トータルテンボス藤田高校野球を題材にしたエピソードを担当2017夏スペシャル
平野ノラバブル時代を題材にした話を担当2017夏スペシャル
よゐこ濱口都市伝説テラーとして出演2017夏スペシャル
かじがや卓哉iPhoneに詳しい芸人として出演2017夏スペシャル
キンボシ西田相撲に詳しい人物として出演2017夏スペシャル
ロッシー司会側の出演に加え、回によってテラーも担当野性爆弾として番組出演

ここで重要なのは、全員が同じ種類の都市伝説を語っているわけではないという点です。

『やりすぎ都市伝説』では、芸人本人の得意分野やキャラクターが、そのまま話の入口として利用されています。オカルト専門家だけを集めた番組ではなく、「その人だから語れる不思議な話」が持ち寄られる形式なのです。

この幅の広さこそ、都市伝説番組が長く続いてきた理由の一つではないかと私は考えています。


関暁夫はなぜ「Mr.都市伝説」と呼ばれている?

都市伝説を語る芸人を探していて、まず名前を目にする人物が関暁夫でしょう。

『やりすぎ都市伝説』では「Mr.都市伝説 関暁夫」としてレギュラー出演しています。資料では、2009年12月までは「ハローバイバイ」として記載され、その後も継続的に都市伝説テラーを務めています。

番組を象徴する言葉として知られているのが、

「信じるか信じないかはあなた次第です」

という締め方です。

『やりすぎ都市伝説』そのものが、芸能人や著名人から集めた「嘘か本当か定かではない話」を紹介する番組であり、この言葉はその性質を端的に表しています。

さらに関暁夫には、スタジオで短い都市伝説を紹介するだけではなく、世界各地を訪れてテーマを追う「外伝」的な役割があります。

2026年3月22日に放送された『ウソかホントかわからない “やりすぎ都市伝説2026春”身近に潜む都市伝説35連発!』でも、関暁夫は「人類と宇宙の真実」を追ってアメリカ・ロサンゼルスを訪れる企画に出演しました。

つまり関暁夫は単なる一出演者ではなく、番組の都市伝説パートを長年象徴してきた人物と言えるでしょう。

ただし、ここは冷静に押さえておきたいところです。番組名そのものが「ウソかホントかわからない」と掲げているように、そこで扱われる内容すべてが確認済みの事実という意味ではありません。

私は、この「断定しない余白」が都市伝説というジャンルでは非常に大切だと考えています。事実、仮説、噂、娯楽としての物語を一色に塗ってしまわないからこそ、見る側にも考える余地が残るのです。

※画像はAIによるイメージ

あばれる君やケンドーコバヤシなど番組で活躍する芸人

関暁夫以外にも、『やりすぎ都市伝説』には数多くの芸人が都市伝説テラーとして登場してきました。

特に特徴が明確なのがあばれる君です。

資料によれば、あばれる君は2015年秋から、日本の神話などを題材とした国内ロケ企画に参加しています。この企画は通称「あばれる都市伝説」と呼ばれています。

スタジオで知識を披露するだけではなく、実際に現地へ向かう体当たり型の構成です。

都市伝説は「誰かから聞いた話」だけでは映像として単調になりやすいジャンルですが、土地、神社、伝承、歴史的背景などを現地で追うことで、視聴者は物語をより具体的にイメージできます。

あばれる君のような行動型の芸人は、その橋渡し役として相性がよかったのでしょう。

2017年6月30日に放送された『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説スペシャル 2017夏』を見ると、さらに多彩です。

この回の都市伝説テラーとして、

  • あばれる君
  • 有村昆
  • かじがや卓哉
  • 加藤英明
  • キンボシ西田
  • ケンドーコバヤシ
  • サバンナ高橋
  • 島田秀平
  • スピードワゴン小沢
  • トータルテンボス藤田
  • ナポ
  • 平野ノラ
  • Mr.都市伝説 関暁夫
  • よゐこ濱口

が名を連ねました。

芸人だけでなく、映画や生物など異なる分野に詳しい人物も混在しています。これは『やりすぎ都市伝説』という番組を理解するうえで、かなり重要なポイントです。

番組が集めているのは「オカルトの専門家」だけではありません。

特定ジャンルに詳しい人が、その世界に存在する不思議な話や逸話を持ち寄る。

これが番組の基本的な面白さなのです。

2017年夏には、IQ146でメンサ会員と紹介されたナポ、相撲に詳しいキンボシ西田、「iPhone芸人」として知られるかじがや卓哉、静岡大学講師の加藤英明氏などが集結しました。

さらにトータルテンボス藤田は「高校野球史に残るハンパねぇ監督烈伝」、平野ノラは「バブルが生んだぶっとび伝説」といった、自身のキャラクターや得意分野を生かした題材を担当しています。

ここから見えてくるのは、テレビにおける「都市伝説」という言葉の意味が、幽霊やUFOだけに限定されていないことです。

スポーツ界の逸話も、バブル時代の奇妙な話も、テクノロジーの裏側も、既知と未知の境界に置けば「都市伝説」として語れる。この柔軟性が、芸人との相性をよくしているのでしょう。


『やりすぎ都市伝説』とは?芸人が都市伝説を語る代表的番組

芸人と都市伝説の組み合わせを語るうえで外せないのが、テレビ東京系列の『やりすぎ都市伝説』です。

もともとは『やりすぎコージー』の中にあった「ウソかホントかわからない芸人都市伝説」というコーナーでした。

芸人やタレントたちが各業界で聞いた「本当なのか嘘なのか分からない話」を披露する企画が好評となり、独立した特別番組へと発展します。

大きな転機となったのが、2007年8月17日にゴールデン・プライムタイムで放送された『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説 2時間SPECIAL』です。

この放送が好評だったことから、2008年7月25日に第2弾『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説 禁断の七不思議SP』が放送されました。

その後、派生元である『やりすぎコージー』は2011年9月14日にレギュラー放送を終了しましたが、『やりすぎ都市伝説』は独立したスペシャル番組として継続しました。

資料では2025年6月時点で58回放送とされています。

さらに放送データには、2025年12月26日の冬スペシャル、そして2026年3月22日の2026春スペシャルまで記録されています。

司会陣として長く名前を連ねているのは、今田耕司、東野幸治、千原兄弟、野性爆弾らです。

なお、「司会として出演する芸人」と「都市伝説テラーとして話を披露する芸人」は必ずしも同じではありません。

たとえば野性爆弾のロッシーは司会側の出演者として記載されつつ、回によって都市伝説テラーとして登場することもあります。

この区別を理解しておくと、「やりすぎ都市伝説に出演した芸人=全員が都市伝説を語った」という誤解を避けられます。

番組には俳優、女優、アイドルなどのゲストも出演しており、彼らは基本的にテラーの話を聞く側として参加するケースがあります。


2026年の都市伝説番組ではどんな芸人が出演した?

都市伝説を語る芸人は、かつて活躍したメンバーだけではありません。

2026年3月22日放送の『ウソかホントかわからない “やりすぎ都市伝説2026春”身近に潜む都市伝説35連発!』にも、多くの芸人が出演しました。

番組情報に掲載されている出演者には、

Mr.都市伝説関暁夫、奥田修二、初瀬悠太、長谷川雅紀、バッテリィズ、ママタルト、Den、レインボー、安藤なつ、植田紫帆、CRAZY COCO、福田麻貴、薄幸、山崎ケイ、吉田結衣、ちゅうえい

らがいます。

この回では、そのタイトル通り身近に潜む都市伝説35連発という構成が組まれました。

さらに、東京・下北沢で起きたとされる怪奇現象「下北沢タイムスリップ事件」を追加取材し、流れ星☆ちゅうえいと鐘崎リリカが遭遇した不可解な出来事を追う企画も紹介されています。

一方で、関暁夫はアメリカ・ロサンゼルスへ渡り、人類と宇宙をめぐるテーマを追いました。

つまり同じ番組の中でも、

身近な怪談・芸人の体験談・現地取材・宇宙をめぐる大規模なテーマ

までが一緒に扱われています。

私はここに、現在のテレビ都市伝説の特徴がよく表れていると感じます。

かつての都市伝説というと「友達の友達から聞いた奇妙な話」が典型でした。しかし現在の番組では、出演者自身の体験談や現地取材、歴史、科学、テクノロジー、宇宙などを横断する総合エンターテインメントへと広がっています。

そのため、「都市伝説芸人」という固定された職業が存在するというより、さまざまな芸人が自分の得意分野を都市伝説というフォーマットに持ち込んでいると理解したほうが実態に近いでしょう。

※画像はAIによるイメージ

なぜ都市伝説と芸人は相性がいいのか?

ここからは、都市伝説を長く追ってきた筆者として少し考えてみたいと思います。

私は、都市伝説と芸人の相性がいい最大の理由は、「真偽の境界にある話」を最後まで聞かせる技術にあると考えています。

都市伝説には、決定的な証拠がない話も少なくありません。

もし文章にすれば数行で終わる内容でも、語り手が「どこで聞いたのか」「最初は自分も信じなかった」「ところが調べてみると妙な共通点があった」と順序立てて語ることで、一つの物語になります。

芸人は普段から、エピソードトークを組み立て、人がどこで疑問を持ち、どこで驚き、どこで笑うかを考えながら話しています。

この技能は都市伝説と非常に相性がいいのです。

もう一つは、都市伝説のテーマが極端に広いことです。

2017年夏だけを見ても、iPhone、相撲、高校野球、バブル、日本神話など、いわゆる「怪談」の枠には到底収まりません。

芸人一人ひとりの趣味や専門性が違うほど、扱える都市伝説も増えていきます。

これは番組制作側にとっても強みでしょう。

毎回UFOや秘密結社だけを扱っていれば題材は似通ってきます。しかし、「芸人が自分の知っている世界から不思議な話を持ってくる」という仕組みにすれば、テーマはほぼ無限に拡張できます。

ここが、『やりすぎ都市伝説』が2007年から長く展開されてきた背景を考えるうえで、見逃せない点だと思います。


都市伝説芸人を見るときに「事実」と「物語」をどう分ける?

都市伝説番組を楽しむ際、私がもっとも大切だと思うのは、面白い話と確認された事実を混同しないことです。

『やりすぎ都市伝説』自身が「ウソかホントかわからない」という言葉をタイトルに掲げています。

これは実に巧妙であり、同時に誠実な枠組みでもあります。

都市伝説は、真偽が完全に確認されてしまえば、ある意味で「都市伝説」ではなくなります。

事実だと証明されればニュースや歴史となり、完全な創作だと判明すればフィクションに近づきます。その中間に漂っているからこそ、人は「もしかすると」と想像してしまうのです。

だから私は、都市伝説番組を見るときには三つの層に分けて考えるようにしています。

確認できる事実、出演者や番組側による解釈、そして真偽不明の物語。

この三つを意識するだけで、都市伝説はむしろ一段深く楽しめます。

たとえば「関暁夫が2026年3月22日の放送でロサンゼルスを訪れた」というのは番組情報として確認できる事実です。

一方、そのロケで提示された宇宙や人類に関する主張がどこまで事実なのかは、それぞれ個別に資料を確認する必要があります。

同様に、芸人が語った「業界で聞いた不思議な話」が面白かったとしても、話術の巧みさと証拠の強さは別問題です。

都市伝説は疑うほどつまらなくなるものではありません。

むしろ「ここまでは確認できる」「ここから先は仮説だ」と境界線を探す作業そのものに、このジャンル特有の面白さがあると私は感じています。


都市伝説を語る芸人は今後どう変わる?

『やりすぎ都市伝説』の出演者の変化を見ると、都市伝説を語る芸人のスタイルも時代とともに変化していることが分かります。

2000年代には、芸人がスタジオで「聞いたことのある不思議な話」を披露するエピソードトーク色が強くありました。

その後は海外ロケ、日本神話を追う国内ロケ、専門知識を持つ人物との共演など、番組そのものが大型化していきます。

2017年にはiPhoneに詳しいかじがや卓哉のような人物が登場し、2026年春には多数の若手・中堅芸人を含む出演者によって35ものテーマが扱われています。

ここから考えると、今後の「都市伝説芸人」に必要になるのは、単に怖い話を知っていることではないかもしれません。

科学、AI、インターネット、歴史、スポーツ、経済、地域伝承など、特定分野に詳しいことそのものが都市伝説を語る武器になる可能性があります。

特に現代では、SNSで情報が一瞬にして広がります。

誰かの投稿、加工された映像、AIによって作られた画像などが、「本物らしい物語」として拡散される場面も今後さらに増えていくでしょう。

だからこそ、都市伝説を語る側にも「怖い」「不思議」で終わらせず、その話がどこから生まれ、何が事実として確認できるのかを示す視点が、以前にも増して重要になると私は考えています。

皮肉なことですが、情報が増えれば増えるほど、都市伝説は消えるのではなく生まれやすくなるのです。

暗闇が怪異を生む時代から、情報の洪水そのものが怪異を生む時代へ。

都市伝説を語る芸人たちは、そんな時代の奇妙さを笑いや驚きに変換する「現代の語り部」として、これからもテレビや配信番組で存在感を持ち続けるのではないでしょうか。


まとめ|都市伝説を語る芸人は関暁夫だけではない

都市伝説を語る芸人として特に知られているのは「Mr.都市伝説」関暁夫ですが、『やりすぎ都市伝説』には長年にわたり、あばれる君、ケンドーコバヤシ、サバンナ高橋、島田秀平、スピードワゴン小沢、トータルテンボス藤田、平野ノラ、よゐこ濱口、かじがや卓哉、キンボシ西田など、多彩な人物がテラーとして参加してきました。

番組は『やりすぎコージー』内の人気コーナーから発展し、2007年8月17日の2時間スペシャルを経て、不定期特番として長期間放送されています。2026年3月22日の春スペシャルでも多数の芸人が出演し、下北沢の怪奇現象から関暁夫によるロサンゼルス取材まで、幅広い題材が扱われました。

都市伝説芸人の面白さは、単に「怖い話をする人」という点にはありません。

自分が詳しい世界の片隅にある奇妙な話を拾い上げ、それを人に伝わる物語へ変換するところにあります。

そして私たち視聴者にとって大切なのは、その話を無条件に信じることでも、最初から笑い飛ばすことでもないのでしょう。

事実と噂の境界を確かめながら、「なぜ人はこの話を信じたくなるのか」と考えてみる。その瞬間、都市伝説は単なるテレビの娯楽から、人間そのものを映す少し不思議な鏡へと姿を変えるのです。


よくある質問

都市伝説を語る芸人で最も有名なのは誰ですか?

テレビ東京系『やりすぎ都市伝説』との関係では、「Mr.都市伝説」としてレギュラー出演してきた関暁夫が代表的な人物です。番組内ではスタジオでのトークだけでなく、海外へ赴いて都市伝説を追う企画にも参加しています。

『やりすぎ都市伝説』にはどんな芸人が出演していますか?

関暁夫、あばれる君、ケンドーコバヤシ、サバンナ高橋、島田秀平、スピードワゴン小沢、トータルテンボス藤田、平野ノラ、よゐこ濱口、かじがや卓哉など、多数の芸人が都市伝説テラーとして出演してきました。回によって出演者は異なります。

『やりすぎ都市伝説』はいつから放送されていますか?

独立した特別番組として大きく展開するきっかけとなったのは、2007年8月17日放送の『ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説 2時間SPECIAL』です。『やりすぎコージー』終了後も特別番組として続き、提供資料では2026年3月22日の春スペシャルまで放送記録が確認できます。

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